再生医療的なアプローチであれば、可能性があります。
ひざに負担のかかる正座は、極力控えましょう
ひざにとっては、最大屈曲位(ひざを最大限に曲げる動作)を強制する正座という動作は、非常に負担が大きいといえます。正座の他には、スクワットやうさぎ跳びなどの動作や、これらの動作を伴うスポーツや仕事も同様です。
ひざを健康的に保ち長持ちさせるためには、ひざに負担のかかる動作を日々できるだけ避け、変形性膝関節の進行を予防していただければと思います。
仕事などの都合で正座をせざるを得ない場合は、回数や時間を減らすか、可能であれば、洋式の椅子(サイズは問いませんが)を使用されることをおすすめいたします。
人工関節になると正座はできません
ヒアルロン酸注射などの保存的な治療で十分な効果が得られない場合、最終的には人工関節手術を行うことになるのですが、この手術はひざ関節を金具に置き換えるので、基本的に正座はできなくなります。ですから、この先も正座を続けたいとお考えでしたら、手術以外の治療を検討する必要があります。
再生医療的はひざの可動域を維持できる可能性があります
当院の再生医療では、膝の可動域が良い方は、そのままその可動域が温存されますので、治療し
て痛みがとれると、正座が今まで通りできる可能性もあります。
具体的な治療法は2種類です。血液の治療であるPRP-FD注射と、脂肪の治療である培養幹細胞治療です。これらの治療はお体への負担が少なく、ご高齢の方でも安心して受けていただけます。
ひざのことでお悩みでしたら、ぜひ当院へご相談ください。