リハビリ期間はおよそ3ヵ月程度が必要です。
■手術ごとのリハビリ期間
変形性膝関節症の手術治療には、人工膝関節置換術や骨切り術などがあります。骨切り術を受けた場合、最低3ヵ月程度は機能訓練のリハビリが必要と考えたほうがよいでしょう。
人工膝関節のリハビリ期間は、1ヵ月から3ヵ月程度はみておいたほうがいいと思います。
※リハビリ期間に幅があるのは、その人個人の筋力、体重、手術前の膝の状態、術後の合併症や、リハビリへの意欲、年齢、認知症の程度など、さまざまな要因が関係するためです。
■再生医療という選択肢
手術に抵抗があるという方には、新たな選択肢として再生医療があります。
再生医療による治療は、少量の脂肪から幹細胞を採取し、培養したうえで膝に注射する培養幹細胞治療や、血液に含まれる成長因子を抽出して膝に注射するPRP治療などがあります。どちらも関節の炎症や痛みを抑え、関節機能の改善が期待できる治療です。
基本的に注射のみで、大掛かりな手術は行いません。そのため、リハビリ期間なしで社会復帰が可能です。さらに入院の必要もなく、日帰りの治療で膝の痛みを軽減し、生活の質をあげることが期待できます。
手術を迷っている方や手術以外の膝の治療法を探している、という方は、ぜひ一度ご相談ください。しっかり膝を診察させていただき、患者様のご希望に沿った治療内容をご提案いたします。
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▷培養幹細胞治療
▷PRP-FD治療
(当院では、PRPから組織の修復を促す成長因子のみを抽出、濃縮したPRP-FDを採用しています)